とにかくスペイン語を聞いてみよう!


英語からスペイン語日常会話講義❸

スペイン語の勉強を始めてみたい人に役立つ YouTube がたくさんあります。発音が楽だから英語よりもとっても楽に勉強が始められるのがスペイン語!母音は日本語と同じくa i u e o の 5 つのみ、順番が少し違い a e i o uといいますが!

色々な動画を見つけることができますが次の動画を click して、まずはスペイン語を聴いてみてください。ポイントは次のとおりです。英語も併記されていますので英語も一緒に復習しましょう!

① スペイン語の読み方は基本的にローマ字読みです。子音だけの発音がありますので日本語のように子音の後に母音がくっついてしまわないように発音に気をつけてください。

https://www.youtube.com/watch?v=LK93hjfnYeE

② 疑問文と簡単文では始めと終わりに ¿〇〇? や ¡〇〇! のように両方に疑問符と感嘆符がつきます。

③ v と b は同じ発音で両方とも日本語のバビブベボで ok です。

是非スペイン語の魅力講義録をも click して参考にしてください。

いかがでしたか!¡Hola! Gracias. Adiós. Por favor. Chau. Hasta mañana. など聴いたことがあるスペイン語もいくつかあったのではないでしょうか!英語のように曖昧な母音がないので聞き取りやすいのではないでしょうか!

いくつか気に入ったフレーズがあればそこから覚えていってください。必要な文法はいくつか基本フレーズを覚えてからで十分です。まずは native のスペイン語を真似てみましょう!ボイスメモ等に録音して自分のスペイン語を聴いてみてください。

You can 2020 はみなさんと一緒に東京オリンピックまでに世界とコミュニケーションが取れるバイリンガル国際人になることを目指します!誰にでもできます!可能です!必要なのは、自分でもやれそうかなと思い立つことだけ!

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スペイン語でスペイン料理を作る!


英語とスペイン語で楽しむ講義❷

もう一つ代表的なスペイン料理ガスパチョ gazpacho を本場のスペイン人のレシピ receta (レセタ) で作ってみましょう!スペイン語がわからなくても楽しい動画を見ながら早速作ってみませんか!

ちょっとだけヒントです。

①Mi receta de gaspacho:私のガスパチョのレシピ
②Hoy vamos a cocinar:今日は料理してみましょう。
③¿Te gusta cocinar?:料理は好きですか?
④Pero te gusta comer.:でも食べるのは好きでしょう!

⑤¿Conoce la paella?:パエジャは知っていますか?
⑥¿Y tortilla de patata?:ポテトのトルティジャは?
⑦Buenísima.:美味しい!
⑧¿Sabes hacer gazpacho?:ガスパチョの作り方知っていますか?

⑨材料です:Ingredientes del gazpacho : トマト tomate, キューリ pepino, ピーマン pimiento, 玉ねぎ cebolla, にんにく ajo, パン pan, オリーブ油 aceite de oliva, 酢 vinagre y 塩 sal

⑩必要なもの : Nececitamos : ナイフ un cuchillo, ミキサー una batidora

*4人分の材料です。トマト1キロ、キューリ1本、ピーマン1つ、玉ねぎ半分、ニンニク一片、パン少々、オリーブ油半カップ、酢スプーン2杯、塩少々!たったこれだけです。

あとは動画をよく見てチャレンジしてみてください。うまくできればあなたのスペイン語は見込みがあります。文法などはあとから勉強すればいいのです。スペイン語がどういう響きを持っている言葉かを感じとることが大事です。

大事なことはスペイン人の発音が日本人であればはっきりと聞き取れるということです。それとガスパチョはよく冷やしてお召し上がりください!簡単にできてとても美味しいですよ!

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難しくない英語+西語文法講義11 実は接続法は面白い!


人間の感情は複雑です。人間の感情を表す時、スペイン語では接続法 subjuntivo スブフンティがよく使われます。接続法とは頭の中で描いた思いを伝える表現方法であり、現実の事でなければ接続法と言われるくらいです。

従ってスペイン語の接続法は英語の仮定法 subjunctive よりも断然使用範囲が広いのです。英語の should と may、不定詞の用法が全て接続法になるからです。

「〜であればいいのに」とか「〜はどうか怪しい」というような願望や疑惑の動詞や形容詞が来るとその後には必ず接続法が現れます。例えば「彼は来ると思います」は彼が来ると思っている自分の存在は事実であり「彼が来る」の部分も当然直接法です。ところが「彼が来るとは思わない」となると、主節が「私が思わない」と否定されるや「彼が来る」こと自体が事実ではないこととなり接続法になるのです。極めて論理的ですね!これが実に面白いと思うのですが!

①Creo que viene. (I think he will come.)
②No creo que venga. (I don’t think he will come.)

では「彼は(絶対に)来ないと私は思う」ではどうでしょうか? 私が「絶対に来ない」と思っているのは事実ですから思っている内容が否定の事柄であっても直説法でいいのです。

③Creo que no viene. (I think he will not come.)

では「彼は(多分)来ないだろうと私は思う」であればどうでしょうか?私が思っているのは事実ですが、その内容に疑惑があれば、当然接続法になります。

④Creo que (tal vez) no venga. (I think he might not come.) * venga は接続法現在形です。

願望や疑惑が事実ではないというのはよくわかりますが、感情の場合が少し難しいかもしれません。次の例で理解していただければと思います。

「今日は君が来てくれて感謝するよ」という文ですが、「君が来た」のも「感謝している」自分も現実なのではと思うのですが、スペイン語では「君が来てくれて」嬉しい、感謝するという時には、接続法が用いられます。なぜなら「君は忙しい人間だからとても今日は来れるとは思っていなかったのに来てくれた、本当にありがとう」という非現実が現実になった気持ちが込められた表現になるのです。

Estoy muy agradecido por que hayas venido hoy. (Thank you for coming today.) *hayas  も接続法現在形です。

たとえ英語のように「来てくれてありがとう」という軽い気持ちであってもスペイン語では奥ゆかしく接続法がよく用いられます。スペイン語ってある意味日本的な言語だと思えてきませんか。

これ以上書くとこんがらがるかもしれませんので今日はこのくらいにしておきます。

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絶対に教えたいスペイン語講義❸ 単純明快!直接法と接続法!


久しぶりにスペイン語の講義です。接続法についてです。実は未だに私自身、なぜこのような名前が付いているのかよく理解できていませんが、動詞の活用に次いでスペイン語学習者を悩ませるのが、接続法ではないでしょうか!

直接法 modo indicativo(モド インディカティボ) , 接続法 modo subjuntivo(モド スブフンティボ), 命令法 modo imperativo(モド インペラティボ) の3つがあることはご存知のとおりです。

法 modo とは現実か架空の話かの違いを示すため動詞の形態を区別すること(活用が変わること)であると習います。indicativo とは indicar できる、つまり事実を事実として指し示すための動詞の形態という意味です。これに対して subjuntivo は頭の中で描かれる思い、感情を伝える動詞の形態ということになります。

どういう時に接続法を用いるかは、使う動詞の種類によってたいていの場合、必然的に決まってしまいます。〜は疑わしい Es dudoso que,  君に〜して欲しい Te deseo que, 〜は可能だ Es posible que などの後は100%接続法になります。また、感情を表す願望、禁止、要求、許可、忠告、提案等を示す動詞の従属節も100%接続法と思って大丈夫です。

嬉しいとか疑わしいといった感情や疑惑の動詞の従属節も同様です。また、〜とは思わない No creo que, 〜かは確かでない No es seguro que, 等の否定形の従属節の中は100%事実を否定しますので接続法になります。

そういった原則以外では、直接法と接続法のどちらを使うか、自分で決められることになります!スペイン語の接続法は英語の仮定法よりもぐんと使用頻度が高まります。つまり、if, wish だけでなく、hope, should, may, perhaps 等々も現実でない感情を表す動詞は全てsubjuntivo 形になります。

接続法がマスターできれば中級文法は卒業です!使いこなせるようになるとぐんと楽しくなります。

ただ私には依然として接続法という日本語の名称がピンときません!従属節で使われることが多く、従属・接続して使われるからと説明されていますが、自分なりに命名すればいいと思います!事実表現のための動詞活用形態と非事実表現のための動詞活用形態とか、現実法と非現実法といった風に名付けてもいいでしょう!

書籍や学会で公表するわけではありませんから好きな呼び名で構いません!あるいは、el subjuntivo とスペイン語のままがいいのかもしれません!語学を勉強する方法はみなさんの自由だと思います!

大事なことは、接続法と聞いただけで難しいと思わず、接続法があればこそ、日本人的な婉曲な表現や丁重な表現も可能となる!このようなスペイン語の繊細な魅力を感じていただければ、スペイン語の文学や小説を読むのが楽しくなってくると思います。今日はかなり過激な内容になったかもしれません。

You can 2020 は、英語で味わう苦い経験から、自分は語学が苦手だ、外国人に話しかけるなんてとんでもないと思っている人にも、どうにか語学の楽しさを感じてもらい、できれば東京オリンピックまでを目標にやり直し英語や新たに心機一転スペイン語の勉強に取り組んでもらえたらと念願しています。「やる気」を出し、「やれそうな気」になったみなさんを応援します!