日本が、トーフル(TOEFL)やトーイック(TOEIC)の成績で、アジア一、世界一という話は、余り耳にしませんね!私は、言語学者でも外来語の専門家でもないのですが、日本人を語学ベタにし、発音問題が大嫌いという学生を増やし続けている原因の一つに英語のカタカナ表記の問題があると思います!
今日のNHKの幼児向け英語番組で、3歳くらいの可愛い女の子が王女様の着ている服を指し「ドレス(doresu)」というと、ネイティヴの先生がドゥレス(dress)と言い直します。するとその女の子は、すぐに素晴らしい発音でドゥレスといいました!日本人は、語学ベタでも、発音が苦手なのでもないのです!
次に、先生が、王女様の頭にあるものを指して、これはなんですか?と尋ねると、女の子は、ティアラ(tiara)といいました!先生はそれを聞いて、よく出来ました!ティアラ(tiara)です!といい直し、女の子は、先生の真似をして、正しいアクセントでティアラと発音しました!この場合は、たまたま、女の子の発音は、英語のスペルどおりですが、アクセントが違いました。私のブログでは、アクセントのある部分を太字表記することにします。
なぜ、女の子は、ドレス、ティアラと覚えていたのでしょうか!きっとお母さん、お父さんが、ドレス、ティアラと発音しているからでしょうね!では、ご両親はなぜ、間違った英語を子供に教えたのでしょうか?新聞でも、NHK他TV各局でも、日本国中で間違った英語で発音しているからなのでしょうか!残念ながら国語辞書でドゥレスでは、出てきません!すると国が、間違った英語を植え付けている??これは難しいことになってきました!
最近良く耳にする無線操縦無人機「ドローン」、英語のスペルは、droneですが、ドローンをローマ字表記するとdoronですね!発音に近いカタカナ表記は、ドゥロンであり、長音記号も不要です。このようにドンドン間違った英語が氾濫していくのが、止まりません!
昔は、カタカナで英語の発音に近い表記をしていたのですが、いつの間にか、日本は国際化と逆の方向に国語教育の舵取りをしてしまったようにも思えますね!日本の教育システムを云々しようとは思いませんが、私には、どうしても「ドローン」と消えるのは忍者でしかありません!
長音を意味する「ー」には注意する必要がありそうです!なぜかというと、これも日本人を英語ベタにしている一因のように思えるからです!レッツゴー、シルクロード等は、レッツゴゥであり、シルクロゥ(ドゥはほとんど聞こえない!)と立派に日本語で書けるではないですか?語末の子音は、表記しないで十分通じます!たとえば、アバウトは、アバウです!アバウトとカタカナで書くので日本人の英語がおかしくなっています!a lot ofは、アロタ!Holiday Innは、ホリデンです!
大学入試で発音問題なる他の先進国ではまず有り得ないヘンテコリンな大学入試問題が何十年も日本では、出題され続けていますが、読解力を試す問題の方がずっと重要なのではないでしょうか!正確な発音は、ごもっともですが、多少、正しい発音ができなくたって恥ずかしいことでは有りません!外国語なんですから!少なくともカタカナ表記できる外来語は原語に忠実に表記する、これが全ての受験生のためになると思いますが、いかがでしょうか?
オリンピックまでに日本をアジア一、世界一のバイリンガル国家にしたいと願うYou can 2020には、教育改革を云々している時間は有りません!お父さん、お母さん、学生のみなさん、我々一人一人が変なジャパニーズイングリッシュに惑わされないよう注意することから始めるべきではないでしょうか!そこで私は考えました!とりあえず、私たち一人一人が変なジャパニーズ英語に毒されないように、次の3つのことから実践していく必要がありそうです!
その1:日常使われているのでジャパニーズ英語の子音表記に気をつけよう!これはもうおわかりですね!ツイン(twin)は、トゥインですね! ツナ(tuna)缶は、ティゥナ缶です!ツナは日本語では綱です!ご注意を!ドとドゥ、ツとトゥ、ジュとデゥなどです!ツナといっている限り、外国では通じず、マグロが食べられませんよ!正しいジャパニーズ英語?にしたい!これもYou can 2020のドゥリームの一つです!
その2:間違ったアクセントの日本語外来語に気をつけよう!みなさん使っておられるアクセントのない平坦なライン(Line)のイントネーションは、日本語であり、外国人にはラインですから!先ほどのNHKのサンパウロの番組で街の中心部を指すセントロを「セントロ」とアクセントなしで発音してましたが、これも「セントロ」が正解です!スペイン語も正しい発音でいきたいものですね!
その3:アクセントの長音に騙されないようにしよう!日本語では、アクセントがある場合の長音、(o:)と(ou)等の発音がごった混ぜに使われています!ホームランのスペルは、homerun で発音は、ホゥムランです。ホームルームは、homeroomで、発音は、カタカナではホゥムルームです。
といっても、外来語のカタカナ表記については、LとRの表記をどうするか等、これぞという即決法はなさそうですので、一つの問題提起にとどめます。
次回は、なぜ、もはや、英語だけではダメで他の外国語を合わせて勉強していく必要があるか、その中でもなぜスペイン語が重要かというお話をしたいと思います。今日は少し難しくなってしまいました。長くなってしまいましたので、 お詫びに美味しそうなスペイン料理の写真をどうぞ!
You can 2020が、あなたの「やる気」を引き出します!あなたに、自分でも「やれそうかな」という気にさせます!

serendiiip でリブログ.
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かなりむつかしい内容になってしまいました!もっと身近な話題もドンドン載せて行きたいと思っています。なんとか、一人一人の努力と意識改革で、国の予算を使わずに、日本人を全員、語学好きにできればと願っています!お国の予算は、東日本大震災の復興と東京オリンピックに回していただければと思います!
You can 2020
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