私が在勤したスペインや中南米の国々では、朝の挨拶は、見知らぬ人を含め、ほぼ出会う人全員にします!ブエノス ディアス(¡Buenos días!)、コモ エスタス(¿Cómo estás?)で朝が始まります!職場の仲間だけではなく、ビルの入り口ですれ違う人、駐車場で出会う人、警備員のおじさん、エレベーターの中で一緒になる人等々、要するに、片っ端から挨拶です!もちろん、みなさんよく名前を知っているのに驚かされます!
挨拶の次は、何か目新しいことを見つけて、褒めちぎります!日本語に訳せば、歯が浮くようなことばかり、日本だったらセクハラ発言扱いされるようなことも平気です!定番は、もちろん、「今日は一段と素敵だね!美人だね!何か良いことあるの!」です。男性から女性ばかりではありません。「今日のシャツの色、とっても素敵ですね!」「床屋さん行かれましたね!一段と男前!」といった感じです。何も褒めてくれない時は、あまり仕事を頼めないなーと思ったものです。
そして、職場に着いたら、まずは、政府の悪口に始まる政治談義、続いて、人の噂話に花が咲き、この前読んだ本の話、始まったドラマの話、映画の話と次から次へととにかくよくしゃべる!仕事に取りかかるのに30分はかかります!少しずつでも、こういうおしゃべりについていこうと思えば、何も恥ずかしいなんていってられませんね!
日本では、ご近所さんと朝すれ違っても、良くて、軽く頭を下げるだけ、隣の家の家族構成もよく知らない!電車の中では、みなさんもくもくとラインとメールに一生懸命!一日のうち、何時間口を動かしているでしょうか!なんて調査があれば、日本人は最下位に近いのではないでしょうか!
何がいいたいかといいますと、語学の勉強は、とにもかくにも、声に出して話さないといつまでたってもダメだということです。それと、単語やイディオムをいくら眺めていても絶対に頭には入りません!ノートと鉛筆、それと消しゴムが今も昔も大事なのです!friction ballでカラフルに書くのもいいですね!手でノートに書いて初めて頭に少しずつ入っていきます!急がば回れ!これが最善最短の方法です!
You can 2020 は、みなさんと一緒にバイリンガルを目指します!東京オリンピックまで、あと5年!始めませんか!やり直してみませんか!外国語でしゃべる!英語で本を読み、スペイン語で映画を見るって楽しいと思いませんか!お待ちしてます!
