とにかくリスニング講義 17
NHK の長寿番組「えいごであそぼ」がようやく発音に重点に置いた番組を始めて一年になります。厚切りジェイソンさん扮する Dr. Jason が英語を話せない子供達のために英語の音を出せるマシンを開発中といった設定です。
Dr. Jason の教え方には色々とご意見もあるようですが、口や舌の形がいかに日本語と違うかを理解することが、まず第一です。恥ずかしがっていては (親の方が恥ずかしがっている気もしますが!) 英語はモノにできません。心配ご無用!子供達は次々と Dr. Jason の発音を真似て、ちょっと難しい子音の発音も曖昧母音などもどんどん上手く言えるようになっていきます。
やり直し英語を中高英語から始めようとしている大人も、是非、一緒に鏡を前に真似をしましょう!口を大きく開けたり、下を丸めたり緩めたり、唇を噛んだりと、幼児や小学生低学年の子供に負けないように頑張ってください!
ちょっとだけ例をあげておきましょう。apple、cat、hat のように日本人を悩ます a の発音「エァ」ですが、Dr. Jason はマシンを使って教えてくれます。簡単です。舌を押し出して「ア」と言えばいいだけです。
苦手な人が多い曖昧母音 (シュワ schwa) ですが、Dr. Jason の machine の発音が難しい。aeiou のどれでもない、いい加減で曖昧な発音です。日本語でも既に二つあります。マシンとミシンは同じです。ムシンでも、メシンでも、モシンでもいいのです。5 つの聞こえ方がするように力を入れすずにぼんやりと発音するのがコツです。
子供さんに負けないように!なお、スペイン語の母音は、日本語と同じくaeiouの 5 つだけです。発音もアイエオウと同じです。
You can 2020 はみなさんと一緒に東京オリンピックまでに世界とコミュニケーションが取れるバイリンガル国際人になることを目指します!誰にでもできます!可能です!必要なのは、自分でもやれそうかなと思い立つことだけ!