これだけは言っておきたかった!大学を出て、社会人になって、40年以上英語とスペイン語で苦労してきて気付いたこと!英作文 (English composition) してくださいと言われたことも、この文章の意味上の主語 (Sense subject, Subject on the meaning)はなんて尋ねられることも、独立分詞構文 (independent participle syntax) なんて言葉にも一度もお目にかからなかったということ。
何が言いたいかというと語学の最後の関門について!それは書く力 writing です。社会に出てからというものあの気分が悪くなり、腸捻転を起こしそうな難解文法用語にお目にかかることはなかった。それでもなんら支障なく曲がりなりにも上達できた!
書く力が試されるのは手紙やスピーチ原稿!上司のものを含め全て自分で下書きしました!よく先輩から「書き損じた紙を積み重ねて自分の背丈くらいになったら一皮むけるよ!」って言われ変に納得したものです。実際その通りだなと感じたのは数年後のことでしたでしょうか。
「これを〇〇語に訳してください!」「私の訳した英文をnative チェックしてください!」「この it は何のことですか?」「ここはどう訳せばいいですか?」「ここを別の表現で上手く言い換えられないですか」等々が普通の職場でのやり取り!
通じれば良い外国語から読みやすい外国語へ!更には格調ある文章が書けるように!欲望には際限がありません!
私の疑問!受験英語というか試験問題の中でしか使われない日本語の文法用語!なくなることはないでしょうね!英作文とは「英語で文章を作る」という意味ですから英訳するではないと思います。英文和訳、西文和訳、和文英訳、和文西訳のようにいうのが正確かと思います。
文法の訳文も厳格すぎます。例えば、有名な too 〇〇 to 〇〇 の構文!My coffee is too hot to drink. わざわざ肯定文を否定文に訳する必要はありません。My coffee is so hot that I can’t drink it. と置き換えは可能ですでおしまい。
熱すぎで飲めないと訳そうが、飲むには熱すぎる、であろうが自由です。「私のコーヒーは飲むためには熱すぎる。」ときちんと訳する会話はまずありません。英語も My coffee is very hot. I can’t drink it. とか It’s too hot. I can’t drink it. 無理に一つの文章で言う必要もありません。
大学入試の文法の試験はすべて TOEIC や TOEFL のように英語のみで!二次試験は英語でのエッセイ essay 作成で行なうようになれば、これこそが English composition ! ズバリ「英語で文章を書くこと」です。
難しい文法用語で学生を混乱させず、実社会に出てすぐに役立つ英語を、外国語力を中学、高校、大学できちんと身に付ける。そんな教育ができていれば、社会に出てから英語はすっかり忘れてしまいましたという人がぐんと少なくなるのではないでしょうか!英語以外の言語を専攻された外国語学部の学生さんも英語は忘れたというのには驚かされました。
みなさんのご健闘をお祈りします。
You can 2020 はみなさんと一緒に東京オリンピックまでにバイリンガル国際人を目指します!誰にでもできます!可能です!必要なのは、やれそうかなと思い立つことだけ!邪魔なものは語学ができる人を羨ましく思う嫉妬心、語学を見放すこと、尻込みすること、今更と諦めてしまうことだけです!