驚かせるようですみませんが、実はスペイン語の未来形にももう一つの時制があります。日本語でいうと「学生の頃、この問題を解くには時間がかかるであろうと私は思っていた」の「時間がかかるであろう」というのが過去から見た未来に当たり、これが過去未来 (condicional)の時制です。
スペイン語の時制は直接法が10個、接続法が6個の計16個ありますが、これまでに取り上げた、①現在、②過去(完了過去、点過去ともいう) 、③未来にもう一つの過去形である④不完了過去 (線過去)、これに⑤過去未来を加えた5つが基本になります。
動画で取り上げられている動詞は comprar (to buy), vender (to sell), abrir (to open) ですが、過去未来形では ar, er, ir 動詞に拘らず、動詞の原形+ía, ías, ía, íamos, íais, ían となります。i の上にアクセントが付きますが、とても簡単です。次の 動画を click して早速練習しましょう!
compraría,comprarías, compraía, compraríamos, compraríais, comprarían
意味は「買っていたであろう!」
vendería, venderías, vendería, venderíamos, venderíais, venderían
「売っていたであろう」
abriría, abrirías, abriría, abriríamos, abriríais, abrirían
*「開いていたであろう」
練習問題で取り上げられている動詞は ir (to go), deber (to owe, should), incluir (to include), elegir (to elect, to choose), contestar (to answer) です。なぜかこの活用は単純でリズムが良くすぐに覚えられます。
次回は完了形と接続法について簡単に説明したいと思います。
You can 2020 はみなさんと一緒に東京オリンピックまでに世界とコミュニケーションが取れるバイリンガル国際人になることを目指します!誰にでもできます!可能です!必要なのは、やれそうかなと思い立つことだけ!人の英語を羨ましく思ったり、尻込みしたり、今更と諦めてしまわないことです!